情報の波にのまれない!
〜高校受験と大学受験で違う情報収集のコツ〜
大学受験を控えると、世の中には受験情報があふれていることに気づかれるお母さまも多いのではないでしょうか?
- ネットやSNSには無数の体験談や勉強法
- 予備校や塾ごとの合格実績
- 書店には参考書や問題集が山のように並ぶ
- 学校説明会や保護者会でもさまざまな情報が飛び交う
「何が正しいの?」「うちの子に合っているのはどれ?」と迷われるのも無理はありません。
今回は、高校受験とは違う大学受験の情報の特徴と、お母さまとして冷静に情報を見極めるコツを、一橋大学生講師の視点からお伝えします。
高校受験の情報は「整理されていた」
高校受験のときは、情報の主な出どころは比較的限られていたはずです。
- 学校(担任の先生、進路指導)
- 地元の塾
- 県や都の教育委員会が発信する情報
出題傾向も安定しており、入試制度やスケジュールも自治体単位で決まっていたため、**比較的「整理された情報」**が手に入りやすかったのです。
保護者どうしで情報交換しても、大きな違いが出にくい安心感がありました。
大学受験は「情報の海」
一方、大学受験になると状況は一変します。
- 大学ごとに入試方式や配点がバラバラ
- 同じ学部でも年度によって問題傾向が変わる
- 推薦・総合型選抜・一般入試など入試形態が多様化
- インターネットには玉石混交の情報が氾濫
さらに、全国規模の競争になるため、地方にいる受験生の情報格差がネットで埋まりやすくなった一方、情報過多の状態に陥りやすくなっています。
お母さまとしても「正しい情報」と「ノイズ」を見極める目が必要になってきます。
情報の波にのまれないコツ
① 情報源を絞る
信頼できる情報源を決めておきましょう。
たとえば、
- 大学公式サイト(入試要項、過去問公開)
- 信頼できる大手予備校(河合塾・駿台・東進など)の情報
- 一橋大生講師のような現役経験者からの具体的なアドバイス
SNSや個人ブログは参考程度にとどめるのが賢明です。
② 「自分の子に合った情報」だけ拾う
例えば、勉強法やスケジュール例は、学力層や志望校、性格によって向き不向きがあります。
- 偏差値60の生徒の成功法が偏差値70以上の生徒にも当てはまるとは限らない
- 短期集中型とコツコツ型では勉強の進め方が違う
お子さまの性格や現状をよく知ったうえで、「これは使えそう」「これは今のうちには不要」と取捨選択する姿勢が大切です。
③ 情報をうのみにせず、お子さまと一緒に吟味する
情報は親だけで抱え込まず、お子さまと一緒に吟味する姿勢を持ちましょう。
- 「こんな情報があったけど、どう思う?」
- 「先輩はこう言ってたみたいだけど、自分には合うかな?」
こうした対話の姿勢が、お子さまの情報リテラシーを育て、主体的な受験勉強につながります。
一橋大生講師からのアドバイス
私たち一橋大学生講師も、受験生のころ情報の波に翻弄されかけた経験が少なからずあります。
- YouTubeの勉強法動画を見すぎて逆に迷った
- ネットの掲示板で不安になった
- 友達が別の塾の「いい噂」を聞いて焦った
でも最終的に成果が出たのは、自分に合った方法を信じて続けたときでした。
情報を集めすぎるより、「今やるべきこと」に集中できる環境を作る方が、結果的に成功につながります。
まとめ
大学受験は「情報戦」とも言われますが、
情報の量よりも「選び方」と「使い方」が鍵になります。
お母さまとしては、
- 情報を冷静に見極める
- 必要以上に情報を持ち込まない
- お子さまと一緒に情報を活用する
この3つを意識するだけでも、家庭に安心感と落ち着きが生まれます。
私たち一橋大学生講師も、必要な情報提供と「情報整理」のお手伝いを常に心がけています。
もし迷ったときは、ぜひ頼ってくださいね。

