成績が思うように伸びない…
〜親が知っておきたいスランプ時の声かけ〜
大学受験に向けてがんばっているお子さまが、ふと成績が伸び悩んだとき。
「どうして結果が出ないのかしら」
「このままで間に合うの?」
と、親として焦る気持ちになることは自然なことです。
しかし、そんなときこそお母さまの声かけ一つが、お子さまの心に大きな影響を与えます。
今回は一橋大学生講師の経験も踏まえ、スランプ時に効果的な声かけとNGな対応についてお伝えします。
大学受験はスランプが当たり前
大学受験は長期戦。
高2〜高3の1年半〜2年をかけて実力を積み上げていきます。
- 学習内容が難しくなって壁にぶつかる
- 夏休み以降、演習中心になると成績が一時的に下がる
- 模試の結果が思ったように伸びない
こうしたスランプの時期は誰にでもあるものです。
私たち一橋大生講師自身も、
- 高3夏〜秋にかけてスランプに陥った
-
何度も模試で判定が落ちて落ち込んだ
という経験を持つ人がほとんどです。
重要なのは、この時期をどう乗り越えるか。
そのときに、親の声かけが追い打ちになるか、支えになるかが大きな分かれ目になります。
NGな声かけ例
焦る気持ちからつい出てしまいがちなNGな声かけをご紹介します。
① 「どうしてできないの?」
→ 子どもは自分でも原因がわからず苦しんでいることが多いです。責められると余計に自信を失います。
② 「もっと頑張りなさい」
→ 本人はすでに頑張っているつもり。頑張りが足りないと言われたように感じて傷つきます。
③ 「このままで志望校に受かるの?」
→ 不安にさせる言葉は逆効果。不安が強まると勉強の手が止まってしまうことも。
効果的な声かけ例
逆に、お子さまを支える声かけにはこんなものがあります。
① 「今は伸び悩む時期なんだね。でも大丈夫、そういう時期もあるよ」
→ スランプが「普通のこと」と認めてあげるだけで、お子さまは安心します。
② 「あなたが努力していることは知っているよ」
→ 過程を認める言葉が、お子さまの自己肯定感を支えます。
③ 「何か手伝えることがあれば言ってね」
→ 具体的なアドバイスではなく、受け止める姿勢を示すのが大切です。
一橋大生講師の体験談
私たち講師自身、スランプ時に親からのちょっとした言葉に救われた経験があります。
- 「あんたは自分で乗り越える力があるから大丈夫」
- 「結果はともかく、頑張っていることが一番すごいよ」
こうした言葉が、苦しい時期に心の支えとなり、最後まで諦めずに頑張る力になりました。
逆に、焦って「大丈夫なの?」と詰められた友人が、途中で受験を諦めてしまった例も見てきました。
親の焦りをどうコントロールする?
親として心配になる気持ちは当然です。
でも、
- 焦りや不安は子どもにすぐ伝わる
- 子どもは「親が信じてくれている」と感じることで落ち着く
ということを意識してみてください。
お母さまが穏やかでいることで、お子さまも「まだ大丈夫、続けていこう」という気持ちになれます。
まとめ
大学受験期のスランプは、成長の一部でもあります。
お子さまが苦しんでいるときこそ、
- スランプは当たり前と受け止める
- 努力そのものを認める
- 安心感を与える声かけを心がける
この3つを意識してみてください。
私たち一橋大学生講師も、スランプを乗り越えて今に至っています。
その経験を活かして、塾でも生徒一人ひとりのメンタル面を大切にサポートしています。
親子で一緒に、焦らず、ゆっくり一歩ずつ前に進んでいきましょう。

