「計画倒れ」を防ぐ!親子でつくるテスト勉強計画
テスト前に「よし、今度こそ計画的に勉強しよう!」と意気込んでも、なかなかその通りに進まない…そんな経験はありませんか? お子様一人では難しい計画づくりも、保護者の方が少しサポートするだけで、格段に成功率が上がります。このブログでは、親子で楽しみながらできる、無理のない勉強計画の立て方をご紹介します。
ステップ1:現状を把握する
まずは、お子様と一緒に「どの教科の、どの範囲が苦手か」を書き出してみましょう。これは、学校で配布されるテスト範囲表や前回のテストの解き直しを参考にすると良いでしょう。苦手な単元を明確にすることで、どこに重点を置くべきかが見えてきます。この作業は、お子様自身が自分の学習状況を客観的に把握する良い機会にもなります。
ステップ2:具体的な「やることリスト」を作成する
次に、書き出した内容をさらに細かく分解し、**「やることリスト」を作成します。例えば、「数学のワークをP.15〜20まで解く」「理科の教科書P.30〜40を音読する」といったように、「何を、いつ、どこで」やるかを具体的に決めます。この時、「スモールステップ」**を意識することが大切です。大きな目標を小さな目標に分けることで、達成感を感じやすくなり、モチベーションを維持できます。
ステップ3:「見える化」する
作成した計画表を、リビングやダイニングなど家族みんなが見える場所に貼りましょう。そして、お子様が計画通りに学習を終えたら、チェックマークを入れたり、シールを貼ったりすることで、**達成感を「見える化」**します。この「見える化」は、お子様のやる気を引き出すだけでなく、保護者の方がお子様の頑張りを把握しやすくなるというメリットもあります。
ステップ4:無理のない「予備日」を設ける
計画を立てる際、最も重要なことの一つが**「予備日」**を設けることです。計画通りに進まない日や、急な予定が入ることもあります。そんな時のために、週に1~2日、あるいはテスト直前に「計画が遅れた分を補う日」を作っておきましょう。これにより、「計画通りに進まなかった…もうダメだ」と挫折するのを防ぎ、最後まで計画をやり遂げることができます。

