2026年以降の大学入試はどうなる?新課程入試(情報Ⅰ・国語の変更点など)を徹底解説
現高1・高2生は必見!新学習指導要領で共通テストが変わる
現在、高校1年生・2年生の皆さんが受ける2025年度(令和7年度)以降の大学入学共通テストは、新学習指導要領に基づく科目で実施されます。特に2026年度(令和8年度)入試以降は、新課程科目が全面的に導入され、入試の構造が大きく変わります。
小金井個人指導ゼミでは、この大きな変化を正確に理解し、早めの対策を始めることを強く推奨します。ここでは、特に重要な変更点を解説します。
大きな変更点1:新教科「情報」の導入と必須化
最も大きな変更は、新教科**「情報」**の追加です。
- 科目名: 「情報Ⅰ」
- 特徴: プログラミング、データ活用、情報社会の倫理など、現代社会で必須のデジタルリテラシーが問われます。
- 重要性: 国立大学の受験者は、原則として「情報Ⅰ」の受験が必須となります。私立大学でも利用する大学が増える見込みです。
対策のポイント
情報Ⅰは暗記科目ではなく、**「論理的思考力」**が問われる科目です。
- 座学だけでは不十分: プログラミングやデータの扱い方など、実際に手を動かす演習が必要です。
- 対策は早めに: 多くの受験生が手薄になりがちな科目だからこそ、高校の授業を最大限に活用し、早めに基礎を固めることが得点源に繋がります。
大きな変更点2:「国語」の試験時間延長と出題内容の変化
国語の科目構成と試験時間、配点が変更されます。
- 試験時間の延長: 80分 → 90分
- 出題内容: 従来の「評論」「小説」「古文」「漢文」に加え、**「実用的な文章(実用文)」**が出題されます。
- 配点の変更: 現代文(実用文含む)の配点が上がり、古文・漢文の配点が下がる見込みです。
対策のポイント
追加される**「実用文」**は、グラフや図表の読み取り、契約書、議事録などのビジネス文書を論理的に理解する力が問われます。
- 読解力の強化: 従来の論理的な文章読解力に加え、図やグラフと文章情報を関連づけて正確に読み取る力を鍛える必要があります。
- 時間配分の見直し: 試験時間が10分長くなりますが、問題数が増えるため、90分間で4つの大問を解ききるための戦略的な時間配分がより重要になります。
大きな変更点3:地理歴史・公民の科目再編
地理歴史と公民では、新設科目を中心に多くの科目が再編されます。
- 必履修科目(共通テスト出題対象):
- 地理歴史:「地理総合」「歴史総合」
- 公民:「公共」
共通テストでは、これらの必履修科目を組み合わせた出題(例:「歴史総合、日本史探究」)となり、選択できる科目の組み合わせに一部制限が設けられます。
新課程入試への準備は「個別指導」が最も有効
新課程入試は、単なる知識の暗記だけでは通用しません。**「思考力」「判断力」「表現力」**を問う問題が増加します。
小金井個人指導ゼミでは、こうした入試の変化に完全対応。生徒一人ひとりの受験科目に合わせ、「情報Ⅰ」の対策や、国語の新しい出題傾向への対応など、個別のカリキュラムを組んで指導します。
入試の変更は不安を伴いますが、正確な情報に基づき、早めに準備を始めれば必ず突破できます。新課程入試を共に乗り越え、志望校合格を掴みましょう!

