『塾なし』は危険?独学と夏期講習の違い
「夏休み、参考書も買ったし、独学で頑張ってみようかな。」
このように考える受験生・高校生は少なくありません。自分のペースで進められる「独学」は、確かに魅力的な学習スタイルです。しかし、果たしてその独学は、本当に効果的に機能しているでしょうか?
特に夏休みのような“長期休暇”においては、独学と夏期講習の違いが顕著に出ます。ここでは、独学の落とし穴と、夏期講習を活用するメリットを比較しながら解説します。
① 自分の弱点に「気づけない」独学の落とし穴
独学で最も多い失敗例は、「苦手なことほど避けがちになる」という現象です。
人は、得意な分野や解ける問題ばかりに時間をかけがちです。これは“できる自分”に安心したいという心理からくる自然な行動。しかし、それでは苦手分野は放置されたまま。結果として、模試や本番で「解けない箇所」がそのまま残り、伸び悩みの原因になります。
夏期講習では、講師が客観的に生徒の理解度や弱点を把握し、優先順位をつけた指導を行います。自分では見えなかった「穴」を見つけ、効率よく克服できるのは、独学では得られない強みです。
② 学習計画とペース配分が「自己流」で崩れる危険
夏休みの40日間、1日10時間勉強すれば合計400時間。これは1年間の授業時間に匹敵する膨大な学習量です。
ところが、「今日は疲れたから3時間だけ…」「今週は英語ばかりやってしまった…」というように、自己流の学習計画は往々にして崩れやすいもの。これでは、せっかくの時間を最大限活かすことができません。
夏期講習では、講師と一緒に現実的で継続可能な学習スケジュールを立て、進捗を管理しながら進めていくことができます。迷いなく学習に集中できる環境が、継続の鍵となります。
③ モチベーションの維持には「伴走者」が必要
独学が続かない最大の理由は、孤独です。うまくいかないときに相談できる相手がいない、質問できない、成果が見えない――こうした不安や迷いが積もると、やる気を失ってしまいます。
夏期講習では、講師が日々の成果を確認し、悩みや不安にも丁寧に対応します。ときには進路相談や学習法の見直しなど、“一人では乗り越えられない壁”を一緒に越える存在となります。
特に一橋大学の学生講師は、自身も独学や受験に悩んだ経験を持っているため、生徒に寄り添った的確なアドバイスが可能です。
まとめ:「正しい方向に努力できるか」が未来を決める
独学は、うまくいけば効率的。しかし、夏のように時間と学習内容が膨大な時期ほど、**“迷いなく進める環境”**の有無が結果を左右します。
努力しているのに結果が出ないのは、「方向」が間違っているからかもしれません。夏期講習は、その方向を定め、道を照らす羅針盤のような存在です。

