高1・高2は「差がつく秋」への準備期間
~夏休み終盤から始める基礎固めと先取り~
夏休みも終盤に差し掛かると、多くの高1・高2生は「そろそろ休み気分も抜けてきたけど、まだ2学期は先」という中途半端な時期を迎えます。
しかし、ここでの過ごし方が秋以降の成績を大きく左右します。なぜなら、秋は部活動・学校行事・定期テストが重なり、学習時間の確保が難しくなるからです。
この時期を「差がつく秋」への準備期間と位置づけ、戦略的に学習を進めましょう。
1. 夏に学んだ内容の総復習
夏休みで新しい範囲を進めた人も、復習中心だった人も、まずは夏の学習内容を完全に定着させることが第一です。
特に数学は「公式は覚えているけれど応用できない」という状態を放置しないこと。解法パターンを自分の言葉で説明できるレベルまで落とし込むことが重要です。
おすすめの復習法
- 教科書の例題を“見ずに”解き直す
- 間違えた問題を1冊のノートに集約する「弱点ノート」作り
- 英語は単語・熟語・文法の3本柱を1週間で総ざらい
2. 秋以降に差がつく科目を先取り
秋から一気に難易度が上がる科目は、夏のうちに少し先取りしておくと安心です。
- 数学:高1は「二次関数」、高2は「数列・三角関数」など秋から本格化する単元
- 英語:長文読解の演習を週2本ペースでスタート
- 理科・社会:学校の進度よりも少し前まで参考書を読み進めておく
こうしておけば、2学期の授業が「予習」になるため理解が早まり、定期テスト前に余裕を持って復習できます。
3. 定期テスト対策を逆算で
9月中旬~下旬にかけて多くの学校で定期テストがあります。夏休み終盤にシラバスや授業進度を確認し、テスト範囲の半分以上は事前に学習を終えておくのが理想です。
これにより、テスト直前は「暗記と演習」に集中でき、高得点が狙いやすくなります。
4. 秋は忙しいという前提で動く
高1・高2の秋は、体育祭や文化祭、部活動の大会などイベントが盛りだくさんです。加えて日没が早くなり、帰宅時間も制限されます。
だからこそ、この夏休み終盤に**秋の“勉強貯金”**をしておくことが、成績の安定につながります。
5. 習慣を固定化する
夏休みの間に作った勉強習慣を、2学期の生活にスムーズに組み込むための準備も重要です。
- 朝学習:登校前に15~30分の暗記タイム
- 放課後学習:最低1時間は学校・塾・自習室で確保
- 週末学習:テスト対策や弱点補強に集中
これらを「当たり前」にしておくと、秋の忙しさに負けません。
まとめ
高1・高2の夏休み終盤は、ただ休みを終えるのではなく、秋に差をつけるための仕込み期間です。
ポイントは――
- 夏に学んだ内容を完全に定着させる
- 秋から難しくなる科目を先取りする
- 定期テストを逆算して準備する
- 秋の忙しさを見越して勉強貯金をする
- 習慣を生活に組み込む
この意識で動けば、秋以降の成績は確実に安定し、周囲と差を広げることができます。

