部活と勉強を両立する方法:1日を“3つの時間帯”で使い分ける
高校生活といえば、勉強だけでなく部活動も大きな楽しみのひとつですよね。
特に高1生の皆さんは、新しい部活で毎日が充実している反面、「勉強時間が足りない…」という悩みも出てくる時期だと思います。
しかし、部活と勉強は両立可能です!
今回は、忙しい高校生でもできる「時間帯別学習法」を紹介します。
■ 「両立」はスケジュールの意識から始まる
まず知っておいてほしいのは、全員に与えられた時間は1日24時間ということ。
時間がないように感じるのは、「無意識に使ってしまっている時間」が多いからなんです。
そこでおすすめなのが、1日を3つの時間帯に分けて使う方法。
- 朝の10分(インプット)
- 放課後〜夕方(集中タイム)
- 夜の30分(復習・まとめ)
この「時間帯ごとの目的設定」が、勉強の質を一気に高めます。
■ 朝の10分:脳を活かすゴールデンタイム
起きた直後の脳は“リセットされた状態”で、記憶の吸収力が最も高い時間です。
この時間を活かさない手はありません!
おすすめは:
- 英単語を10語だけ音読+チェック
- 前日の数学の公式を復習
- 理科や社会の用語チェック
たった10分でOK。
「朝にやる」というリズムが、1日をスムーズにスタートさせてくれます。
■ 放課後〜夕方:短時間集中で差がつく
部活がない日や、帰宅後すぐのタイミングは、比較的頭が冴えている時間帯です。
この時間は、理解が必要な科目(数学、英語文法など)に充てましょう。
ポイントは:
- ダラダラしない。「30分だけ!」と時間を決める
- スマホは視界から外す
- 自宅で集中できないときは図書館や塾を活用
「15〜30分だけでも集中する」習慣を積み重ねると、1週間で2〜3時間分の学習量になります!
■ 夜の30分:復習&準備タイム
夜は眠くなりやすい時間帯ですが、ここでの過ごし方が翌日のパフォーマンスを左右します。
おすすめは、「アウトプット中心の復習」と「翌日の準備」。
たとえば:
- 今日学んだことをノートにまとめる
- 英単語や漢字を再チェック
- 翌日の授業プリントを目を通しておく
眠くなる前にサッとやって寝る。これが学力アップの秘訣です。
■ 1週間単位で「メリハリ」をつけよう
すべての曜日を完璧にこなそうとすると、どこかで疲れてしまいます。
おすすめは、「この日は頑張る」「この日は休む」と1週間単位で考えること。
- テスト1週間前は勉強中心にシフト
- 大会前は部活重視にして、その分翌週に学習時間を回す
このように、「自分のスケジュールをコントロールする力」をつけると、心にも余裕が生まれます。
■ まとめ:時間がないのではなく、使い方次第!
部活も勉強も本気で頑張る人は、周りから「時間の使い方がうまい」と言われます。
でも、それは生まれつきの才能ではありません。
「時間を区切って使う」意識の積み重ねが、結果として両立につながるのです。
朝・夕・夜、それぞれの時間帯を味方につけて、最高の高校生活を送りましょう!

