受験期は「親子の嵐」?〜反抗期&ストレス期を乗り切る聞き方・話し方〜
保護者の皆様、小金井個人指導ゼミです。
受験期は、お子さんが思春期と重なったり、勉強のストレスがピークに達したりすることで、親子関係がギクシャクしやすくなります。**「親は心配で口を出す、子はストレスで反発する」**という悪循環は、学習効率を大きく下げてしまいます。この「親子の嵐」を乗り切るためのコミュニケーション術をご紹介します。
1. 「聞く」:アドバイスよりも共感を優先する
お子さんがイライラしていたり、不安を口にしたりしたとき、親はすぐに「解決策」や「アドバイス」を提示したくなります。しかし、まずは「共感」を最優先してください。
- NG対応:「そんなことでイライラしないで、もっと勉強しなさい」「こうすれば解決するでしょ?」
- OK対応:「わかるよ、今すごく大変だよね」「そうか、そんなにプレッシャー感じてたんだね」
お子さんは、自分の感情を理解してほしいのであって、親の正論を聞きたいわけではありません。親が自分の感情を受け止めてくれると感じると、安心し、次第に冷静になって、自ら解決策を探し始めます。
2. 「話す」:アイ(I)メッセージで伝える
お子さんに何かをお願いしたり、注意したりするときは、**「ユー(You)メッセージ」ではなく「アイ(I)メッセージ」**を使いましょう。
- ユー(You)メッセージ(非難): 「あなたはいつもスマホばかり見ていてダメだ。」(あなたは主語)
- アイ(I)メッセージ(要望): 「あなたが夜更かししていると、体調が心配で、私(親)は不安になる」(私を主語に、感情と事実を伝える)
アイメッセージは、相手を責めるのではなく、親自身の正直な気持ちを伝えるため、お子さんの心に響きやすく、反発されにくいという特徴があります。「心配している」という愛情が伝われば、お子さんも聞き入れる姿勢を持ちやすくなります。
3. 「非日常」の時間を意図的に作る
勉強漬けの毎日の中で、親子で顔を合わせると、つい勉強の話ばかりになりがちです。意図的に、**「受験に関係ない話をする時間」**を設けてください。
- 短い散歩: 15分だけでも一緒に散歩する。
- 食事中の雑談: テレビを消し、受験とは全く関係のない他愛のない話をする。
この**「非武装地帯」**を作ることで、お子さんは家庭を安らぎの場として再認識できます。親子の信頼関係が維持できれば、困難な受験期も協力して乗り越えることができるでしょう。親子の絆は、受験を乗り切る上で最も強力なエネルギー源になります。

