受験の「常識」のアップデート:最新の入試情報と傾向
昔の成功体験は通用しない!〜親が知っておくべき最新の入試トレンド〜
保護者の皆様、小金井個人指導ゼミです。
親御さん世代が経験された「受験の常識」は、現在の入試制度とは大きく異なっています。特に、大学入試改革以降、入試の傾向は大きく変わり、「昔はこうだった」という成功体験が、お子さんの受験指導に役立たないどころか、誤った戦略につながる可能性もあります。親御さんが知っておくべき最新の入試トレンドを解説します。
1. 「知識偏重型」から「思考力・表現力型」へ
共通テスト(旧センター試験)の導入以降、入試問題は**「知識を暗記しているか」を問うものから、「その知識を使って、与えられた情報を分析し、自分の言葉で表現できるか」**を問うものが主流になっています。
- 国語: 単なる読解力だけでなく、複数の文章や資料を比較し、統合して考える力が求められます。
- 数学: 公式を覚えるだけでなく、問題文を正確に読み取り、現実の事象に当てはめて考える応用力が問われます。
- 英語: 「読む・聞く・書く・話す」の4技能すべてを評価する傾向が強まっています。外部検定試験の利用も一般化しています。
お子さんが「暗記ばかりで点数が伸びない」と悩んでいたら、それは**「知識を使う練習」が不足している**サインかもしれません。
2. 多様化する「推薦・総合型選抜」
一般選抜(従来の受験)が減少傾向にある一方で、**学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)**を利用する受験生が激増しています。
- 内申点の重要性: 推薦入試では、高校3年間の成績(内申点)が非常に重要になります。受験直前だけでなく、日々の授業や定期テストへの取り組みが合否を左右します。
- 「活動」の評価: 総合型選抜では、学力だけでなく、部活動、ボランティア活動、生徒会活動、留学経験など、課外活動の成果が評価されます。高校生活の送り方そのものが受験戦略の一部になっています。
お子さんの**「得意」や「個性」を活かせる**入試方法があることを親も理解し、早い段階から適切な情報収集を行うことが大切です。
3. 併願戦略の複雑化と情報戦
入試日程や方式が多様化したことで、併願校の組み合わせが非常に複雑になりました。
- 親の情報収集: 親御さんは、単願・併願優遇制度、入試回数、合格最低点の推移など、現実的なデータを冷静に分析し、お子さんに無理のない戦略を提案する「情報参謀」の役割を担いましょう。
- 塾との連携: 最新かつ正確な情報は、やはり塾や学校に集まります。当ゼミでは、個別の面談を通じて、お子さんの成績データに基づいた最適な併願戦略を提案しています。
親御さんの過去の成功体験に囚われず、「今」の入試制度を理解することが、お子さんの可能性を最大限に引き出す鍵となります。

