テストは「終わってから」が本番!親子でできる“成績が上がる”テストの振り返り術
こんにちは、小金井個人指導ゼミです。
定期テストが終わり、答案が返却されると、つい合計点や平均点との比較に一喜一憂してしまいがちです。もちろん、結果をしっかりと受け止めることは大切ですが、成績を本気で上げるために最も重要なのは「これからどうするか」を考えることです。そして、そのヒントは全て、お子様が持ち帰ったテスト用紙の中に隠されています。
テストは、お子様の現在の学力を客観的に測る「学習の健康診断」のようなものです。健康診断の結果を見て「良かった」「悪かった」で終わらせず、お医者さんが血液検査の数値を見るように答案を分析し、次への処方箋(学習計画)を立てることこそが、成績アップへの最短距離なのです。
今回は、ご家庭ですぐに実践できる「親子で取り組むテストの振り返り術」をご紹介します。ぜひ、お子様と一緒にテスト用紙を広げてみてください。
ステップ1:間違いを3種類に色分けしよう!
まず、間違えた問題一つひとつを、お子様自身に分析させ、以下の3種類に色分けしてもらいます。
- 【赤色】:ケアレスミス 「本当は分かっていたのに…」という、うっかりミス。計算ミス、スペルミス、漢字の書き間違い、問題文の読み間違いなどがこれにあたります。
- 【黄色】:知識不足 「そもそも知らなかった」「覚えていなかった」という問題。英単語や歴史の年号、数学の公式などを暗記していなかったケースです。
- 【青色】:応用力不足 「公式は覚えていたけど、使いこなせなかった」「時間が足りなくて解けなかった」という問題。知識はあるものの、それを活用する力が不足している状態です。
ステップ2:「どうすれば正解できたか」を親子で話し合おう!
色分けができたら、その原因と対策を一緒に考えます。ここでの保護者様の役割は、詰問するのではなく、お子様が自分で答えを見つけるのを手伝うサポーターです。
- 【赤色】が多かった場合: なぜミスが増えたのかを考えさせます。「時間がなくて焦った」「見直しの習慣がない」などの原因が見えてくるはずです。「次は問題用紙の余白に途中式を丁寧に書こう」「残り5分は見直しの時間にしよう」といった具体的な対策を、親子で約束しましょう。
- 【黄色】が多かった場合: これは、日々の学習量そのものが不足しているサインです。「教科書のこの単元を、もう一度読んでみよう」「塾のテキストで類題を解き直そう」など、どの範囲をいつまでに復習するのか、具体的な計画を立てることが重要です。
- 【青色】が多かった場合: これは、演習量が不足しているか、解き方のプロセスを理解できていない可能性があります。塾の先生に「この問題の考え方を、もう一度教えてください」と質問に行くよう促してあげてください。私たちも、そうした質問は大歓迎です!
ステップ3:最強の「解き直しノート」を作ろう!
最後に、間違えた問題をノートに貼り(あるいは書き写し)、正しい答えと、ステップ2で話し合った「なぜ間違えたのか」「次への対策」を書き込みます。このノートが、次のテスト前には、お子様だけの弱点を克服するための「最強のオリジナル問題集」になります。
この一連の振り返りを、お子様一人に任せるのではなく、保護者様が「一緒にやろう」と寄り添い、対話しながら進めてあげること。それが、お子様が前向きに自分の課題と向き合うための、何よりのサポートになります。

