【一橋を主席で合格した先生に聞く】正しい勉強法とは!?

弊塾のホームページを開いてくださりありがとうございます。
皆様初めまして。小金井個人指導ゼミで代表を務めております、一橋大学経済学部3年、佐伯和哉です。よろしくお願いいたします。

前置き

私は一年の浪人を経て入学試験の際に、一橋大学に首席で合格いたしました。ここで、首席合格をしたと聞くと天才だったのだと勘違いされるかもしれません。しかし、私は現役生時代同じ一橋大学を不合格になっておりますので、天才ではありません。自分自身の確実な「努力」によって首席合格を勝ち取りました。ですので、今回ご紹介する数学、英語の勉強方法や、勉強に対する意識は生徒様達に対して非常に有効なものになるかと思います。是非最後まで読んでいただけますと幸いです。

私は現役生時代、一橋経済学部にあと10点で不合格になってしまいました。学校の先生には「佐伯は絶対に合格する!」と太鼓判を押されていたため、当時はとても落ち込みました。私立大学には合格を頂いていたため、進路を迷いました。しかし浪人を決意し、もう1年間頑張ってみることにしました。浪人を決意した当時から「現役合格した同級生を見返してやりたい」と思っていたため首席合格を目標にしていました。

英語の勉強法

まず、英語に関して私が初めに取り組んだのは「英単語、英熟語の暗記」です。よく学校の先生や生徒様の中には「英単語はスキマ時間でやるもの」という方々がいらっしゃいます。しかし、私は全くそう思いません。高校受験、大学受験における英語で最も大切なのは英単語、英熟語であると確信しています。ここで肝要なのはただ「覚える」のでなく、その英単語や英熟語を「使える」レベルまで引き上げることです。生徒様の多くは英語長文などでその単語を見ると日本語の意味が頭に出てくるところで終わっていると感じます。しかし、それだけでは不十分です。その単語の後にどんな前置詞が来るのかなどを理解していなければ、入試レベルの問題の構文や文法事項の問題を解くことはできません。


自分の単語が「使える」レベルにあるかを確かめる方法として有効だと考えるのは英作文です。英作文では難しい日本文をいかに簡単な英語で書くかも大事ですが、難しい単語、熟語を適切に使えるかも大事になります。


このように英単語、英熟語の暗記がマストだと感じたため、私は平均2~3時間、多い時は5時間ほどこれらの暗記に時間を費やしていました。この盤石な基礎があったからこそ、大学入試でも英語で8割5分ほど得点できたと思っております。中学生の生徒様は上記の時間ほど時間をかける必要はないと思いますが、それでもやはり英単語等の暗記はマストです。

数学の勉強法

次は数学の学習に関して。私は現役時代から数学が得意と自負しておりましたが、今になってそれは間違いだったと思います。どの面で間違いだったかと言うと、そもそも数学という学問に対する意識が間違っていたと感じます。現役生時代の私は、数学において最も重要なのは答えを導き出すことだと思っていました。しかし、これは大きな間違いです。根本的に数学は「論理」の学問です。自分が答えを導くまでの過程を、初めて答案を読む採点者に対して理解させる必要があります。そのための論理性が非常に重要になってきます。そして数学の学習においてより重要なのが「自分自身の力で深く考える」ことです。これはどの科目の学習にも共通しますが、自分自身で熟考した末に導き出した解法や、答えは一生忘れることはないと言っても過言ではありません。自身で考えた時間の分だけ自分の力が伸びていると思って良いと思います。考えても考えても分からないことに関しては先生に質問すると良いと考えています。

モチベーションの維持

そして最後にテスト前のモチベーションに関して。私はテストが始まる直前は「やってきたことをやるだけ」と自分の中で唱えていました。これはありきたりなことかもしれませんが、これを心の中で唱えることで、「今持っている力以上は出せないのだから、今ある力だけで戦おう」と開き直れた気がします。


以上が、私が首席合格をするにあたって重要視していた、“合格の秘訣”です。今回は主に大学受験に関することを書かせていただきましたが、このどれもが高校受験にも共通する重要なポイントだと思います。このような入試におけるエッセンスを理解している講師がこの小金井個人指導ゼミには数多く在籍しております。生徒様のお役に少しでも立てればと思っております。よろしくお願いいたします。

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