【一橋生による】国語の選択問題を選ぶときのコツ

国語の選択問題は、本文の内容を正確に理解していれば、必ず解くことができます。しかし、本文を読んでいても、選択肢の中から正解を選ぶのは難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで、国語の選択問題を選ぶときのコツをいくつかご紹介します。

1. 本文と選択肢をよく比較する

選択肢を選ぶときは、まず本文と選択肢をよく比較しましょう。本文の内容と完全に一致している選択肢が正解です。

もし、本文にない内容が含まれている場合や、本文の内容が不十分な場合は、その選択肢は誤りです。また、本文の内容は正しくても、一部だけ間違っている場合も誤りです。

2. 本文の意味を正しく理解する

選択肢を選ぶためには、本文の意味を正しく理解することが大切です。本文の意味を理解するためには、傍線部の前後数文をよく読み、全体の流れを把握しましょう。

また、本文の表現や言い回しをよく理解することも大切です。例えば、「しかし」や「ただし」などの接続詞は、本文の意味を大きく変える場合があるので注意しましょう。

3. 極端な表現や決めつけには注意する

選択肢に極端な表現や決めつけがある場合は、誤りの可能性が高いです。例えば、「必ず」「絶対」などの表現は、本文の内容が必ずしも正しいとは限りません。

また、「すべて」「全員」などの表現も、本文の内容が必ずしも当てはまるとは限りません。

4. 内容が同じ選択肢が2つあったら、要素の多い方が「最もふさわしい」

内容が同じ選択肢が2つあった場合は、要素の多い方が「最もふさわしい」と考えてよいでしょう。

例えば、選択肢が「A. 作者は、自然の美しさを表現した。」と「B. 作者は、自然の美しさと人間の存在を対比させた。」の場合、要素の多い「B」の方が「最もふさわしい」と考えられます。

これらのコツを押さえれば、国語の選択問題の正答率を上げることができます。ぜひ、参考にしてみてください！